こんにちはKeiです。
今回は、久しぶりに再開した単管パイプDIYの続編です。
前回の記事が昨年の10月上旬の作業でしたから、実に1年ぶりって事になります。
やる気あんの?
・・・(´;ω;`)ウッ…
おさらいですが
前回はこんな状態で終えていました
ブルーシートで覆ったもんだから安心して放置してしまいました。
始めたのが2021年春ですから、かれこれ1年半グダグダやってる事になります。
もちろん今回もいつも通りにグダグダやってます^^;
単管パイプでストックヤードをDIY 【拡張編骨組み完成へ】
一刻も早く単管パイプの骨組みを完成させたい所ですが、一年間放置していたブルーシートが今にも穴が開きそうなくらいボロボロ
流石に限界!
と!いう訳で先に屋根作ります
単管パイプの骨組みに屋根を張る
屋根材には、手軽な波板(ポリカ・トタン・ガルバリウムなど)の他にも、テント生地、中空ポリカやポリカの平板、やオンデュリン、更には瓦、スレートなど様々な素材があります。
実は今回のストックヤードに使ってみたかったのはオンデュリンでした!
オンデュリンなら見た目もおしゃれだし!パラパラと雨の音もせず耐久性もある!
オンデュリンやなって思っていると
暗くならない?
今回DIYしているストックヤードは北側のデッドスペースでコンクリート擁壁との間なので、日陰にならないようにとの要望が!
お家の裏側ですし、見た目は・・・ってことで
結局、クリアの波板ポリカを使いました!
波板で安っぽくなるなら、出来るだけ安い波板を使おうと選んだのは、波板ポリカ Withコメリ Ver
6尺¥898-税込の激安ポリカ波板、でも安いのはありがたいのですが、わざわざ大きくNon JISと表記されているのが気になり調べてみました。
日本産業規格(JIS=Japanese Industrial Standardsの略)ではないので、通常の波板より薄いですよって事みたいですね
Non JISの耐久性はわかりませんが、価格を考えればありでしょってことで、Non JISクリアを10枚お買い上げ
※因みに同じ6尺のタキロン製は約¥2,000でした
この波板を単管パイプにのせた赤松の垂木に専用ビスで固定します
屋根の骨組みは木材orアルミで悩みました
屋根は軽いアルミの波板用母屋材を単管パイプに渡してポリカ波板を張っていこうと思っていたのですが、思っていたより費用がかかりそう
アルミ波板用母屋材 30×30×2400mmが1本¥2,300、計算上では9本必要ですから、約¥20,000也
赤松垂木なら45×45×3985mmが1本¥1,150ですから8本で約¥9,000!塗料を買っても半額
因みに、こんな材料も候補にありました。
LGS 角スタッド!ホームセンターで軽天材の名称で販売されている軽量鉄骨下地材です。
溶融亜鉛メッキ処理した鋼材なので耐食性もありそうですが、軽い分鋼板が薄く屋外使用時での長期的な強度に不安が残るので今回は使用しませんでした。
低い屋根をDIYするなら使いたい
塗料は水性をチョイス
雨のかからない場所なので、激安のホームセンタープライベートブランドの水性塗料を選択
我が家の監督さん曰く、水性塗料は塗りやすかったとのこと
薬品臭もなくってGood
塗料が乾いたら、ポリカ波板で屋根を張っていく作業に入るのですが・・・
ここで大きな問題が発生!
雨樋を設置するスペースがない!
当初は雨樋まで考えておらず、単管基礎パイプを擁壁ギリギリに埋め込んでしまった。
敷地内に収める為には、雨樋はこの位置しかないよねって事で
単管パイプの上に軒樋って微妙な位置関係になりますが、こんな感じで金具を取り付けた。
軒樋を設置する前にポリカ波板を張っていきます、購入したのは6尺のポリカ
1尺は30.303cmなので約182cm
ポリカ6尺を半分にカットすれば丁度良い寸法になります
波板のカットは監督のお仕事です
カッターは危ないので、波板切ばさみを買ってきました
やっぱり専用道具って素晴らしい、切りにくい波板がサクサク切れますね、数百円程度なので、ケチらず買いましょう!
寸法通りにカットできたら次は、波板の山側に穴を開けてビスを打っていくのですが、山側への穴あけはドリルの刃が滑って作業しにくいんですよね
今回は、余ったアルミ材と塩ビパイプで、こんなの作って見みたのですが・・・
100本近く穴あけするとアルミ材にあけたガイド用の穴がドリルの刃で削れて大きくなってしまいズレて使い物にならず、結局買いました。
因みに波板用ビスも100本入りを一箱買っていたのですが、全然足りずに買い足し
計算すればわかりますけどね
因みに専用ビスはこんなの、注意点は締めすぎない事
締めすぎると波板が変形して波打ってガタガタになるので超要注意!
間に入っているスポンジがちょっと潰れる位がベスト
新しくガイドを購入して、作業スピードが上がってきたと思ったら、今度は長年愛用してきた我が家のエース機の電動ドリルドライバーが調子を崩してダウン!本日三度目のホームセンターへと行くはめに
少し前に購入した激安インパクトドライバーと同じモデルを購入して作業再開
同じモデルでバッテリーが共用なので、ガンガン使えます。
激安とはいえ、予定外の痛い出費でしたが、やっぱコードレスは使いやすい!サクッと張り終え屋根が完成
作業に夢中で写真撮ってませんでした・・・
雨の日に2階から雨樋をチェックしましたが、バッチリ機能してます。
とりあえず、屋根はひと段落ついたのですが、ここでちょっと早急に対策が必要な事が発覚
お隣さんからの泥跳ねが思ってたより凄い!
実はお隣さんの土留めブロックは1段しか無いので、以前から砂埃や泥が降ってきてたのですが、棚を設置して荷物を置くと・・・
ちょっと置いておけないかな?ってレベルだった
土留めですから、花壇にするなら最低でもブロックなら2段は必要ですね!
DIYするなら注意しましょう!
とは言え、勝手に2段にする訳にもいかないので泥除けの壁つくります。
因みに!これだけ泥跳ねしていました。(泥除けお壁設置後の写真)
クリアの波板なので、直ぐに汚れて見た目が悪くなりそうですね
お隣さんちとの境界から1m離れた、我が家の壁まで泥が飛び散っていますね
泥跳ねが想像以上で、手前側にも泥除けが必要ですね・・・
単管パイプの支柱に雨除け(泥除け)をDIYする
ストックヤードですから、後々雨除けの壁の設置は考えていたのですが、雨除けではなくって、急遽泥除けをDIYします。
ただ元の設計上、設置するスペースが無く、約3mと高さもあるので、ポリカの波板と透明ビニールシートを併用するかたちにしました。
PE透明糸入りシート2.7mX3.6m(2022年9月購入時:¥2,406-送料、税込)
ハトメピッチ(cm):90
色:透明
シート厚み:0.22mm
引張強度:縦508N/5cm、横454N/5cm
引裂伸度:縦287N、横213N
伸度:縦19.5%、横20.5%
恒久的に使うにはちょっと頼りないかもしれませんが、上段と下段に分け、露出する上段は波板ポリカ、風があたらない擁壁の陰となる下段は透明ビニールシートで作ります。
上段とはいえ、波板の施工スペースが無いのには変わらないので、先に波板を張ってパネル化しておいて施工していく方法にしました。
赤松胴縁16×40mmに6尺の波板を2枚一組、横並びでビス止めしていきます。
実は厚さが16mmの木材に35mmの波板用ビスを打つと1mm程ビスの先端が飛び出します。木材の厚さを選ぶ際、1x材(厚さ19mm)と迷ったのですが、今回は薄さを優先しました。
強度的にも20mmは欲しいですよね
ビスの先端は危ないので準備していたミニクリッパーで切断しました
ミニクリッパーは安価なものでも波板用のビス程度なら難なく切断できて、釘や針金の切断にも使えるので買って損はないと思いますよ!
とりあえずこれで、怪我をすることはありません
組んだパネルを単管パイプと擁壁の間に滑り込ませ金具で固定していきます
外側の波板が軒樋の下に収まるように横張りにしてみました。
軒樋とポリカ波板がバシッとつらいち、こうしてみてもお隣さんちには侵犯してませんね!
激安の波板なのに、ちょっと良い感じ?かも
組んだパネルの固定には一部サドルバンドを使ったのですが、注意点があります。
単管パイプ用のサドルバンドを使う
ホームセンターでよく見るステンレスの50mm塩ビパイプ用のサドルバンドは単管パイプでも使えますが、バンド自体が弱いのでちょっと力を加えると、緩んでしまいます。
写真上のサドルバンドが塩ビパイプ用ですが、こんなに短いパイプでも、ちょっと持ち上げだだけで斜めになってますね
もちろん下側の単管パイプ用のサドルバンドで固定した方はビクともしません。
更に引っ張ると簡単にすぽっと抜けてしまいました
価格も安く、簡単に手に入るのですが、固定する力はかなり弱いって事を理解した上で使いましょう!
とりあえず、屋根と壁が付いて形になってきました。
骨組みを完成させる
前にも書きましたが、当初はこんなガーデンラックを設置する為に始めたこの単管パイプDIY
何だかんだと拡張して、現時点での単管パイプの骨組みは大体こんな感じ
このまま骨組みを完成させ仕上げても良いのですが・・・
ここまで来たらもう少し使い勝手が良くなるようにここまで拡張しちゃいます。
構想図はこう!
放置していた期間で予算が増えました(*´σー`)エヘヘ
というわけで、屋根の単管パイプをあと1.5m程長いパイプに入れ替え3回目の拡張基礎工事です。
屋根を張った状態で、柱や桁でも入れ替え出来るのが単管パイプの骨組みの良い所ですね、木製だと継ぎ足す(増築)しか出来ませんからね
延長した屋根を支える柱の基礎を作ります。
小さな監督さんがお手伝いしてくれていますが、排水管が埋まっているので目が離せません
コンクリートもお手伝いしてくれました。
基礎の単管パイプはコンクリートに埋めずアンカーボルトで固定するので、取り敢えずコンクリートの土台を作るって感じですね。
今回もアンカーボルトには、タップスターを使用します。施工が簡単なので、叩き込むオールアンカーは使わなくなりました。
取り外しが可能なので、タップスターはオススメです
そして、こちらがコンクリートの穴あけで使用した振動ドリルとなります。
何故?2つあるのかと言うと・・・
振動ドリルが振動しなくなり新たに購入したからです。
10数年でちょっと小型になった?
今回のDIYは高くつくなぁ
前回同様タップスターを施工し単管固定ベースをボルト止めしました。
写真左下のタップスターは施工前
基礎への固定は安価な固定ベースを使います。
通常固定ベースはピン付きの単管パイプを使用し、ピンを切りカギに嵌めて固定させるのですが・・・
今回は固定ベースの切りカギ部にボルトを通して締め付ける為、単管パイプにボルト用の穴あけが必要となります。
ほんとは、こんなジョイントを使いたいのですが、4つ買ったら10,000円超えちゃいますから
今回使用しついる固定ベースが、¥298なので悩むまでもありませんね
実はボルトとナットを足すと¥500超えるけどね
そして大き目のボルト穴をあける時に、おすすめなのがこのようなステップドリル
私が使っているのはLENOX VARI-BIT VB1
10数年前に購入したので年季がはいってますね
そのままで使っても良いのですが、ガイド用に細いドリルで穴をあけてから使うと簡単に太い穴をあける事が出来ます。
バリ取りや拡張と1本あれば重宝しますよ、絶対おすすめ
実は今回拡張するのはこの黄色い4本を柱脚とする部分ですが、道路から丸見えなので単管パイプではちょっと・・・となった場合を考え単管パイプの柱をコンクリート基礎に埋め込む事は避け、簡単に撤去可能な単管パイプ固定ベースを選びました。.
赤い矢印の2カ所は固定ベースを使わない(使えない)方法を選択
奥側の赤矢印の柱部分は南天が植えてあって基礎の穴が掘れなかったので単管杭を使いました。
1mの単管杭を直接地面に打ち込みました。
延長用のジョイントが取り付けられるように単管杭の補強された部分を切断、別途用意した打ち込みキャップを取り付け打ち込みました。
延長ジョイントを使っているので、直接地面に打ち込んだ単管杭が腐食してダメになっても簡単に取り換えできます。
そして一番外側の柱の固定方法は、コンクリートブロック用ジョイントを使いました。
支柱用金具はボルトではなくコンクリートビス8本で固定
当初の計画からすると大掛かりになりましたが、やっと完成形が見えてきました。
結局、庭側のタイルテラスからの入り口にも屋根を設置出来るように単管パイプをパーゴラまで延長
当初のガーデンラックが中央付近、拡張してここまで大きくなりました。
今回拡張した部分は勝手口付近を覆うように更に高く
ブロックに固定しただけでは頼りないので、ブロック内側に追加する柱は袖壁用としてコンクリートに埋め込んでガッチリ固定!
更に柱2本をジョイントで繋いでより強固に!
ちょっとやりすぎ?
更にこちら側の単管パイプは、表から丸見えなのでROVAL シルバーで塗装後にあえて水性の塗料(ミルキーホワイト)で上塗りをしました。
ローバルのシルバーも良かったけど!やわらかめの外観に合わせてみた
※メーカーではローバルシルバーへの上塗りは不可となっております。
これで骨組みはおっけー!
完成すれば勝手口とお庭を繋ぐストックヤードとなります。
しかし今回はジョイント追加購入や電動工具の買い替えもあって、お金使いましたね
当分自粛して
と言う訳で、拡張部の屋根と壁張りは、予算が付くまでは一時中断
当分は¥0で出来る範囲でDIYしていきます。
春までには完成させたい