こんにちはkeiです。
この前から、パソコンのSSD化とCPUグリス交換などで、爆速快適になった我が家のパソコンはNECノートパソコン LaVie 2011年秋冬モデル
「LaVie L-LL750/FS6W」
購入から10年経過しましたが、我が家での使用を考えると買い替える必要無し!なのです・・・が!
我が家のパソコンの無線LANカードは、2.4GHzシングルバンド・Bluetoothアダプター非搭載ですが何か問題でもあるの?
爆速快適になったLaVieですが、一つ気になる事があります。
搭載している無線LANカードは2.4GHz 通信にしか対応しておらず、Bluetoothアダプターも搭載されていません。
だからと言って困ってる訳では無いですけど
でも!もしかしたらSSDへの換装やCPUクーラー清掃の時みたいに、気づいていないだけでもっと快適な環境があるのかも?なんて思って、ちょっと調べてみました。
過去行ったSSDへの換装やCPUクーラー清掃の記事です
SSD換装は劇的に変わりました!コレ絶対おすすめ
plantessucculentes.hatenablog.com
CPUクーラー清掃はパソコンがめっちゃ静かになりました。定期的に行いましょう
plantessucculentes.hatenablog.com
と言う訳で、今まで知らなかった事で損してるって事が、いっぱいあったので今回、搭載している無線LANカードでの速度を計測してみました。
ノートパソコンはBUFFALOのAirStation 中継機(間仕切りの扉一枚隔てた6mの位置)に接続されています
我が家のBUFFALO WiFi 無線LAN 中継機
WEX-1166DHP2/N「Wi-Fi 5」11ac対応/866+300Mbpsです
どの位の速度で中継機に繋がっているかと速度を確認すると144Mbpsでした(写真左)
Googleのインターネット速度テストでは60.4Mbps
非常に高速ですとの結果(写真右)
※Chromeでスピードテストで検索して測定
思ってたより速い
古いiPhone7でも109.8Mbpsって出てますけどね
でも中継機があれば、お家の何処にいても安定して通信出来ますね、お庭やテラスでもWi-Fi接続出来るので通信量を気にすることなくAmazon Musicとか聴きながらBBQやガーデニングできるので速度とか関係無くても、おすすめですよ!
この機種の場合、屋外では2.4GHz帯でしか使用出来ません、屋外での5GHz帯の使用は5.6GHz帯と条件付で5.2GHz帯を除き使用出来ません。(R3.6時点)
BBQやガーデニング中なら2.4GHz帯で十分ですけどね!
・アンテナ:5G 2本(2本送信、2本受信)、2.4G 2本(2本送信、2本受信)
・有線LANポート:1
・コンセント直挿し/据え置き可能モデル
我が家ではそこまで必要ありませんが、バッファロー WiFi 無線LAN 中継機 WEX-1800AX4EA/N 1201+573MbpsのWi-Fi 6(11ax)対応のモデルもあります。
先を考えれば、少し奮発してこちらの選択もありですね、特に一部スマートフォンは既にWi-Fi 6に対応してますからね
特にスマートフォンやタブレット端末で、ちょこちょこ移動する場合は、メッシュWi-Fiがおすすめなんですが、まだまだ高いですね。
さて!テスト結果ですが、iPhone7には及びませんでしたが、思っていたより速い結果が出ました。
そこそこ速い方だと思います。
確かに遅いと感じた事も無く、特に不満もなかったのですが・・・
「LaVie L-LL750/FS6」に搭載されている無線LANカードは「Wi-Fi 4」対応の古い規格のIntel(R) Centrino(R) Wireless-N 1000「PCIe Half Mini Card」
2.4GHzのシングルバンドで最大300 Mbpsなので、現在使用しているWEX-1166DHP2/Nの「Wi-Fi 5」11ac対応/866+300Mbpsの能力をフルに活用出来ていないって状態
5GHz帯の利用やBluetooth接続する場合には、USB無線LAN子機やBluetooth USBアダプターを使えば良いだけですが
わざわざUSB無線LAN子機買うなら、内蔵の無線LANカード換えた方が価格面でも安く見た目もスッキリで邪魔になりません
どうせ交換するなら最新の無線LANカードを選びたい所ですが、最新の「Wi-Fi 6」(11ax)に対応する無線LANカードを搭載するには変換アダプターやらなんやらと一筋縄ではいかない感じです。
※一応、変換アダプター無しでも搭載出来る製品もあるにはありますが・・・
しかも肝心な変換アダプターを追加するスペースなんかも無さそうです。
そのまま搭載出来る規格で最新となる製品は「Wi-Fi 5」11ac対応のLANカードでインテル® Dual Band Wireless-AC 7260になるようなのですが、製造元のインテルは2016年10月に生産と出荷を停止しているんですよね
つまり流通している在庫のみ
今のうちにやっておくか!
インテル® Dual Band Wireless-AC 7260には、Bluetoothも搭載されているので、費用を考えたら今のうちに交換しておくのもアリかと、こちらのLANカードに交換してみました。
802.11ac 最大867Mbps
+ Bluetooth 4.0
PCIe Mini half 無線LANカード 7260HMW
「LaVie L-LL750/FS6」をデュアルバンドでWiFi接続「2.4GHzからデュアルバンド 2.4GHz/5GHzへ内蔵無線LANカードを交換」
なんだかんだ言いながら、結局単純にどのくらい速くなるのか試してみたくなったんですけどね。
有線でいいやん
さて交換するのは「Wi-Fi 5」11ac対応のLANカードでインテル® Dual Band Wireless-AC 7260
これを「LaVie L-LL750/FS6」に標準で搭載されているIntel(R) Centrino(R) Wireless-N 1000と交換します
無線LANカード換装
「LaVie L-LL750/FS6」の無線LANカードの交換は簡単です。
作業に掛かる前に電源プラグとバッテリーを取り外し、パソコン内部に帯電された電気を放電させる為に90秒以上放置します。
無線LANカード取り外し
取り外す為に使う工具は精密ドライバー1本だけです。
パソコン裏面のビス6本を外しカバーを取り外します
CPUクーラーとメモリの左側にあるのが無線LANカードになります。
アンテナ線2本を取り外します。
アンテナ線はホックで留まってるような感じなので爪を引っ掛けて真上に引っ張るとパチンと外れます
無線LANカードを固定しているビス1本を外せば、手前に起き上がってくるので、そのまま引き抜くだけで取り外せます
簡単ですね。
無線LANカード取り付け
今回換装する為購入した、インテル® Dual Band Wireless-AC 7260は、SDカードケースのようなものに入っています
ケースの中にはカード本体とビス2本が入っていますが、ビスは必要ありません
インテル® Dual Band Wireless-AC 7260を袋から出して、取り外した逆の手順で取り付けていきます。
取り付けは新しい無線LANカードに先ほど外したアンテナ線を接続します、アンテナ線の留め具は小さいので分かりにくいのですが、パチンとはまれば大丈夫です。
白色と黒色のアンテナ線を取り付けたら、スロットに差し込んで、ビス1本締めれば取り付け完了です。
「LaVie L-LL750/FS6」のBluetooth付き無線LANカードに換装する際の51pin問題
51pin問題とは、スロットがフルスペックではない(USB接続の結線がされていない)パソコンに取り付けてもインテル® Dual Band Wireless-AC 7260内蔵のBluetoothアダプタを認識しないって問題です。
対応策は簡単で、表側の一番右の51pinをセロテープで覆って絶縁するだけなのですが、作業者によってはこれが超難しい
51pin見えない
子供の玩具の虫眼鏡を駆使して頑張ってみたのですが、絶縁できているかどうか目視で確認出来ませーん
写真を撮って拡大して確認➝出来たと思って安心すると貼ったセロハンテープがずれたりを繰り返し、何度も何度もやり直した結果
見えない+不器用=Bluetooth諦めました
現時点ではBluetoothを諦め、何れ再チャレンジすることにして絶縁しないまま取り付けます。
インテル® Dual Band Wireless-AC 7260に換装した結果
どう変わったのか早く試してみたい!
はやる気持ちを抑え、無線LANカードの交換後、有線LANに切り替えてパソコンを起動させます。
パソコン裏面のカバー・バッテリー・電源プラグを取り付け有線LANに接続して起動すれば、新しく搭載した無線LANカードに必要なドライバーは自動インストールされます。
有線接続できない場合は事前にインテル® Dual Band Wireless-AC 7260のドライバーをダウンロードしておきましょう
あたりまえですが、元の無線LANカードを取り外すので交換後はドライバーが無いと無線でインターネット接続出来ません。
デバイスマネージャを開いて確認して、換装した無線LANカード無事認識されていればこうなっているハズです。
交換後2.4GHzにはそのまま繋がりましたが始めて繋ぐ5GHz帯への接続には暗号化キーの入力が必要でした。
暗号化キーは、親機はルータ本体に貼ってあるシールにも記載されています
我が家はeo光の多機能ルーターを使っているので、このように表示されています。
BUFFALO WiFi 無線LAN 中継機には記載が無く、このようなカードが付属しています。
暗号化キーが分かれば、ネットワークセキュリティキーの入力欄へ暗号キーを入力すればOK!
入力方法は簡単です
①パソコンのタスクバー右のアイコン左クリック≫②WI-FI接続先がずらっと表示されるので、対象を選択して接続クリック≫③ネットワークセキュリティキーの入力へ暗号キーを入力
接続先と暗号化キーに間違いが無ければちゃんとつながります。
では!5GHz帯での速度は?
中継機に繋がっている速度を確認すると
866.7Mbps!
おーちゃんと5GHz帯でつながってる
Googleのインターネット速度テストでは295.4Mbps
作業時間は交換だけなら10分程度、費用も¥2,500程でこれだけ速くなれば万々歳です
ただ普通にブラウザを開いても体感速度は変わりませんね、ダウンロードなんかが必要な時に効果を発揮してくれるでしょう。
で!結局Bluetoothは使えたん?
51ピンの絶縁を諦め、そのままスロットに「インテル® Dual Band Wireless-AC 7260」を装着した我が家の「LaVie L-LL750/FS6」
結論からすると、Bluetoothは使えました。
デバイスマネージャーのほかのデバイス項目に不明なデバイスと表示されていたので、もしやと思ってBluetoothドライバーをインストールしたら、ちゃんと認識してくれました。
インテル® Wireless Bluetooth とドライバー®ダウンロードはこちらから
使っていたBluetoothマウスは再ペアリングすれば、問題なく使えるようになりました。
これで、このUSB Bluetoothアダプターは必要なくなりました。
スッキリしたよ
【結論】「LaVie L-LL750/FS6」の内蔵無線LANカードは交換しよう
冒頭の「我が家のパソコンの無線LANカードは、2.4GHzシングルバンド・Bluetoothアダプター非搭載ですが何か問題でもあるの?」の答えは
特に問題は無いけれど・・・とりあえず交換しよう!
ってのが答えになります。
2011年秋冬モデルの「LaVie L-LL750/FS6」はまだまだ使えますよ