こんにちはkeiです。
今年はGWも夏休みも、外出を控えて自宅で過ごす事が多かったので、暑さ対策として、アーチ型サンシェードを購入したのですが、色々あってパラソルベースをDIYする事にしました。
購入したアーチ型サンシェードは、十分な空間を確保しつつ日差しを遮り、外からの目隠しにもなる優れもの
これなら暑い日でも庭に出て遊んだり、作業したり出来ます。小雨程度なら十分雨除けにもなります。
購入したのは、こちらの商品の色違いでブラウンです
アーチ型サンシェード3m奥行きも2m近くあって快適なハズなんですが、実は写真を撮ってレビューする前に、風でフレームを固定するプラスチック部品が折れてしまいました。
製品が不良品とかでは無く、悪いのは私たちなんですケドね
実はこのアーチ型サンシェードは、簡単に折り畳めないんです、片付けるには分解しなければなりません、特に3mタイプは1人では大変、ちょっと風が強くなりそうかも?程度では躊躇しちゃうレベルの面倒くささ
設置後に、風が出てきたのですが、このくらいの風なら大丈夫でしょと放置したら、その夜の風はこのくらいじゃなかったんです。
今まで買った製品史上最速でしたね、今の姿はこうなってます。
園芸用の支柱と比べてみれば分かりますが、フレームもかなり細いです、風の強くない地域ならおすすめな商品ですけれどもね
で!とりあえずシェード生地がまだ使えるので、タープとして使うために、こんなの買って凌いでたんだけれど
パラソルベースじゃなくって、のぼりベース
見た目が可愛くないからダメ
って事で、DIYすることに
パラソルベースをDIYする
パラソルベースは、金属製、コンクリート製、プラスチック製、木製といった製品が販売されているのですが
やっぱりDIYするなら手軽なコンクリートですよね、重量があるのでコンパクトに作れます。
コンクリートで作るならと参考にしたのはこれ
今使っているハンガーポールです。
コンパネで型を作れば、何個でも作れます、コンクリートで作って塗装すればバッチリいけるでしょ
って事でホームセンターへ買い出しに行って買ったのはこちら
パラソル用ではなくって、またもやのぼりポール用 (笑)
そんなんで作れるん?
無理やろな
実はホームセンターで資材を物色中に、パラソルベースDIYしたら、あの可愛く無いやつどうするの?って思いながらコレ見てたら閃いたんです。
パラソルベースを庭に埋め込んじゃえばスッキリするんじゃない
とりあえずタイルテラスで壊れちゃうまで使って、それからDIYする事に!
では!こちらの埋め込み式のぼりポールスタンドの使い方は?
付属の金具でドリルの様に回して、突き刺して使います。
家庭菜園用に庭土を入れ替えた場所で試してみると、割と簡単に入っていきます。
説明書きには30cm程埋め込んで使うと書いています。かなり深く突き刺さるのでしっかりしています。これは芝生の庭ならこのまま使えますね
でも我が家の庭の大半はこんなプラスチック製の杭みたいな物が太刀打ち出来るレベルでは無いので
・・・!
頑張って・・・穴掘ります
パラソルベースを用の穴を掘る
柱などを建てる縦穴掘りに使う道具は、出来れば専用の道具を使った方が良いです。
スコップやツルハシで穴掘りすると、必要以上に無駄に大きな穴になって、後々埋め戻しで土を締め固めるのが大変ですし、コンクリートで固める場合でも新たに型枠が必要になったりと余計な手間が掛かります。
このような複式ショベルを使います
しかし我が家の庭にはコレも通用しません、我が家での縦穴掘りは、こちら
鉄の杭!ハンマーで叩いて岩を砕きながら掘り進みます。
掘る深さは50cmです。我が家の監督さんも参戦してきました。
ハンマーでガンガン叩いてくれてます!
疲れてきたので水の力で掘れるんじゃないって、高圧洗浄機を試してみたのですが
ドロ遊びしているみたいで、全く歯が立たず
誰が洗濯するん
ボスの怒りを買うだけでしたね
しかも土を攪拌しちゃうので、溜まった水が引きません
掘った穴にパイプを埋める
なんとか掘り終われば、砕石を敷いて、買ったパラソル(のぼり)ベース・・・では無く!
塩ビのパイプをコンクリートで固めます。
埋め込むパイプはVU40、このパイプの内径(44mm)がちょうど良い感じなんです。
VP40(内径40mm)だと!肉厚がありすぎてダメなんですよね
こんな感じに、庭に敷いているレンガからパイプTOPが30mm下がる様にしてコンクリートを流し込みます。
水や土が入らないよう蓋をつくる
コンクリートが固まったら、埋め込んだVU40管に、土や水が入らない様に蓋をつくります。
VU40キャップに穴をあけて、コの字のステンレス金具を取り付けた物を作って蓋を作りました。
蓋を取り付けて、コンクリートを流し込みました
庭に敷いたレンガのレベルに合わせる
コンクリートの上に固まる土を敷きます
とりあえず真砂土で型枠をば
埋め込んだVU40管が固まる土に埋まらないように、一回り大きなVU50ソケットをかぶせて壁にします。
ソケットをレンガから20mm下げて、周りを固まる土で固めます。
これでVU40管の蓋の脱着が簡単に出来ます
レンガの代わりにハードウッドの板を敷いた。
そのまま同じレンガを敷いちゃうと、埋め込んだ場所が分からなくなるので、目印に木材を使います、
庭に敷いたレンガの厚みは40mm、固まる土を敷いた上にレンガサイズにカットした20mm厚のウリン材をはめれば
バッチリです、ウリン材にも取っ手を付けようかと迷いましたが、スッキリさせる為にあえて無しの方向で!
VU40管をコンクリートで固めた上に、わざわざ固まる土を使ったのはコンクリートの上に直にレンガを敷くと割れやすいってのもあるのですが、後にウリンでは無く、レンガに戻したくなった時に、塩ビパイプを切断すれば簡単に20mm分下げれるようにしました。
完成しました!
パラソルベースを使わない時はこんな感じになります。
使う場合には、ウリン材をめくって、蓋を外せば、埋めたUV40管にパラソルベースがはまります。
これが測ったようにピッタリなんですよね
のぼりポールスタンドにセットできる支柱は32mm迄なのでそれ以上の太さの支柱を使用する時は、のぼりポールスタンドを外してVU40管に直にセットします。
余った板で試してみました!
ホルソーで穴をあけて
園芸用のイボ竹ですが、セットすれば、こんな感じに
なかなかスッキリしてて良い感じになりました。
Good!
VU40管の内径は44mmなので最大で支柱径が44mm迄のパラソルが使えます
穴あけ用のホルソーでおすすめはこんなの
錆ちゃってますが、とりあえず穴をあけたいって時には重宝します。
これ一つで7サイズの穴をあけられるので、コンパクトに収納出来るので持っておいても損は無しです。
これ絶対おすすめです!
本当はこのようなホルソーの方が綺麗に穴があくので良いのですが嵩張りますからね
例えば写真のホルソーは30mmの穴しかあけれません
よく使うサイズやハードウッド、金属に使いたいのなら、こちらのタイプをおすすめします。
色んなサイズのポールをジャストフィットさせたい
パラソルベースをDIYしておきながら、実は現在パラソル持ってません(笑)昨年壊れてまだ買い替えてないんですが
とりあえずタープを張るポール立てとミストシャワーを取り付ける柱が欲しかったんです。
このタープがダメになったらパラソルを購入するつもりなのですが、パラソルを選ぶときは柄のサイズも考えないとダメですね
パラソルの支柱径は太くても35mm~40mm位
気に入ったパラソルの柄が細かったらグラグラするよ
そうなんですよ!気に入ったパラソルの柄が33mmなんて場合もあります
どんなサイズでも、やっぱりピッタリにしたいです
ではポールスタンドを使用しない場合は?
そんな時は隙間対策で畔シートを使っちゃいます
田んぼの畦の縁に漏水防止のために敷くシートです
硬質 塩化ビニール製で、幅30cmX厚さ0.4mm
我が家では植物の根が必要以上に張らないように地中に埋めて使っています。
この畔シートをカットして、VU40管に入れちゃいます
厚さ0.4mmなので、1周で0.8mmを必要分を適当に
ただあまりにも、VU40管とパラソルの柄の外径に差がある時や高さが必要な時はステンレスパイプを使います。
口径差が大きいとき
ステンレスパイプには規格があって、ちょうど合う規格サイズが「外径42.7mm」ってのがあります。
内径はパイプの肉厚で「36.7mm / 38.7mm / 39.7mm / 40.3mm」
パラソルの柄の外径が35mmならVU40管に内径36.7mmのステンレスパイプを挿して使えばOKです
高さが必要な時
通常パラソルベースは地面の上に置いて使うので、パラソル本体の高さが2mなら2mプラスαの高さになりますが、今回DIYしたパラソルベースは地面に埋め込んでるので最大-40cm(埋め込んだパイプの長さ分)になります、高さ2mのパラソルは1m60cmとなります
そんな時にもステンレスパイプを使い延長します、例えば80cmのステンレスパイプの真ん中(40cmの位置)にボルトか詰め物をしてVU40管に挿してからパラソルを挿せばOKです
VU40管は40cm程地中に埋めてコンクリートで固めているので、多分パラソルの柄や柱が折れる位風が吹いてもベースはびくともしないハズ
思った以上に便利
適当に何箇所かDIYしましたが、予想以上に重宝しています。
ブルーシートやプールを干す時の物干しベースとしても活用しています、位置が固定なので、自由度は低いのですがほとんどの資材は余りものなので穴さえ掘ればいくつでも増やせます
菜園の雨よけ支柱やボール遊びのネット張りなど、使い方は無限大!
適当に位置決めしちゃったから、ココはこの先使わないかもって所もありますが、バランスよく配置して増やしていくつもりです。
ついでにアンカーも埋め込もうかな
レンガ敷のお庭ならおすすめですよ!