こんにちはkeiです。
長々と記事が続いてきましたが、遂にシーティングアーバwith多肉棚が完成致しました。
シーティングアーバwith多肉棚最終工程 ~完成へ~
待ちに待った待望の野地板を手に入れる事が出来たので、一気に完成となりました。
ただ、やっと入荷した待望の野地板は、180×12、105×12、85×12の3サイズ・・・
待ちに待ってたのは90X12なんですけど
近隣のホームセンターを回りましたが、何処も90×12は置いていません
なんで無いの?
なんでもいいやん! 頑張って早く完成させて
店員さんに入荷の予定を聞いても分からないとの事なのでもう90mmは諦めて、再利用する焼き杉フェンスのサイズの幅90mmまで15mm分を電動カンナで削って使う事に
ちょっとお値段が高くなるからもったいないんだけれど、105×12×2000の杉野地板27枚を購入しました。
いくつかのホームセンターを回って気付いたのですが、杉の他にヒノキ野地板なんかもありますね。
野地板は基本的に未乾燥材なのですが、中には乾燥した物も混ざっています。バラで買うなら乾燥した軽いのを選べば良いのですが、束売りは選べません。
バラと同じ様に束売りも束の軽い物を選べば良いのですが、1束17本入りの野地板の束はどれも持てない位にめっちゃ重過ぎ
重過ぎて持てないので適当に選んでカートに載せレジへ、束のままでは重過ぎて車にも積めないので、会計を済ませた後、梱包していたPPバンドを切ってもらいました。
束をバラして積みましたが、バラ売りで買った10枚からすれば束売りは1枚1枚が何倍も重い、帰って全てカンナ掛けするつもりでしたが、かなりの半生っぷりです。
木材は乾燥すれば反りも出ますから、どうせなら反ってからカンナ掛けした方が良いです。
野地板は安くてDIYにはもってこいの木材なんですが、ちょっと注意点もあります。
野地板購入時の注意点は?
先にも書きましたが、野地板は未乾燥材で、表面はザラザラで木屑だらけの製品です、購入時の運搬や使用前にちょっと手間を掛ける必要があります。
野地板を購入する時はホームセンターの無料貸し出しのトラックを利用するか、マイカーならブルーシートを準備して買い出しに出かけましょう!
束売りは大体濡れてますし表面がザラザラでとにかく木屑は凄いです、マイカーを汚してしまったりトゲやササクレで怪我をしないように注意がひつようです!
束売りは、濡れててよくカビってるよ
元々杉は含水率が大きく、製材された木材とはいえ未乾燥材は相当な含水率になっています。
束になった野地板が濡れているのは、その高い含水率のせいなんですが、木材に塗装する場合は含水率18%以下にする必要があります。
一般的に乾燥材として販売する基準は含水率20以下となっているので、未乾燥材として販売されている野地板は、最低でも20%以上となり直ぐに塗装出来ない事になります。
含水率が高い状態が、何故いけないのかと言いますと、木材塗料に含まれる防腐効果や防虫効果のある成分が水分を含んだ木材には浸透しづらいって事!さらに含水率が高いと腐朽菌が発生しやすくなります。
でも1番厄介なのは、乾燥するとヒビ割れしたり縮んじゃうって事です。
屋外で使用するならそのうち乾燥するから良いと考えがちですが、完成後に乾燥が進んでせっかくDIYしたのに、木材が収縮して隙間だらけなんて事になっちゃいます。
塗装はメンテナンスで再塗装できますが、縮んだ板は、元に戻りません
乾燥すると2~3mmは簡単に縮んじゃいますから、要注意です。
細かい事を気にすれば、含水率測定器で測定しなければわかりません。
2,000~3,000円程度で販売されているので、買って試してみるのも面白いかも?
試しに買ってみようかな?
これ以上訳の分かんない道具増やすのダメ!
含水率測定器で測定せずとも、明らかに重い野地板は流石にそのまま直ぐに塗装出来ないのは明白!
古い野地板や購入した中でも軽い野地板を目安に乾燥させる必要があります。
また表面がザラザラでササクレだらけなので、カンナやサンダーなどを使用するか焼き杉にするなどして表面を綺麗にした方が見映えは良くなります。
安価な野地板はちょっと一手間掛けるだけで、室内でも十分使用出来る木材に生まれ変わるのでDIYには絶好の素材でオススメ!計画段階から購入して、乾燥させておけば、直ぐに使用出来るので早目に購入しておく事をオススメします。
今回は購入したばかりなので半生っぽい野地板は風通しの良い場所で乾燥させることにして、その間に板張りのパターンを考えます。
フェンスや壁を張る場合の板張りパターンを考えてみた
パーゴラ直下の正面は縦張りと決めているのですが、倉庫横はどう張るのかまだ決めていません、以前に制作したような横張ならそのまま柱に板を張っていくだけですが、縦張りすれば、縦板を支える胴縁が上中下と3本必要になります。
オシャレな感じにしてよ~
ボスの評価が上がれば、今後のDIYの予算も付きやすくなります、センスの欠片もない頭をフル回転させ、板張りするならどんなパターンが良いか、考えてみました。
ボスはデザイン案は出さないのに、評価だけは厳しいから・・・
フェンス張りのパターン
フェンスや壁は「スクリーン」「格子」「メッシュ」「ルーバー」板張りなら「縦張り」「横張り」「斜め張り」など様々なパターンがあり、また外側から張る、互い違いに両側から張る、はたまた、柱を縫う様に張る編み込みパターンと多彩な方法があります。
今回は今後のメンテナンスの事も考えて、1番オーソドックスな張り方で、「縦張り」と「横張り」で考えてみます。
縦張り
使用する板幅や高さ間隔でも変わりますが、縦張りのは、張った板に埃が溜まりにくく、子供が足を掛けて登れないのて安心です。
また外からの視線が横方向に途切れるので中を覗かれ難い特に浅い角度からは中はかなり見えづらくなります。
また張る板の高さを変えれば個性的なデザインになりますしなんといっても見た目にもスタイリッシュです。
また縦張りは途中にドアや窓を付けやすいのですが、難点は張る板の枚数が増えます。
また横方向へ張っていくので間隔や高さ合わせが面倒で直接柱にビス留め出来ないので胴縁と呼ばれる横方向の木材が必要になります。
胴縁に引っかけてのハンギングは出来ますが、好みの高さで簡単にハンギング出来ないですね
横張り
小さく低いフェンスですが、先日リニューアルした焼き杉フェンスは90mm材で間隔10mmの横張りです。
基本的にフェンスや壁は高さより長さが大きくなるので張る作業が簡単で枚数も少なく済みます、また柱に直接ビス留めするので余分な資材が必要ありません。
狭い場所なら横方向に板が伸びていくので広く見えますしハンギングも自由な高さで簡単に出来ます。
しかし横板に埃が溜まりやすく、使用する板幅や高さ間隔でも変わりますが、子供が簡単に足を掛けて登れちゃいます。
また外から中は比較的簡単に見えちゃいますね、板張りフェンスと言ったら大半が横張りなので、ありきたりになります、かなり細めの板張りにすれば、お洒落で個性的になりますが、色々なコストが大幅に増えます
編み込みや両面張り
柱と柱を縫うように編み込んでいく編み込みフェンスは板張り間隔を開けなくても風が通るので外から中は見えづらいです。
ハンギングも自由に出来てデザインは個性的であまり見かけません、表側、裏側がなくどちらから見ても同じなんですが短い距離だとデザインを生かしきれないかも、縦張りも編み込めますが、ある程度の高さが必要です。
湾曲させて編み込むので柱間隔が狭いと厚みのある板は使えないですし、横張りは埃は溜まりやすく、編み込んだ部分に簡単に足を掛けて登れます。
なかなかお洒落なんですが、我が家の庭の雰囲気に合わせづらいかも?
試しに縦で編み込んでみました。
写真を回転させて横張りだとこんな感じかな。
両面張りは縦張り、横張りどちらも良く見かける張り方です、風を通しながら目隠しもちゃんと出来ます、横張りなら単純に内からと外からを交互に張るだけです。
縦張りは大和張りと言って和風のお家の塀に良く使われていますね
色んなパターンをイメージしてみましたが、やっぱり単純な「横張り」or「縦張り」が手間も掛からず簡単です。
CaDIY3Dでイメージ図を作ってみました
まずは、横張りパターン
そして縦張りパターン
あーだこーだと考えて、結局!物置横は特に目隠しが必要な訳でも無く、物置が目立たなくなれば良いだけなので、簡単に張れてハンギングもやりやすい横張りで、正面屋根下は既に補強の為の柱間の横板が胴縁になる為、スッキリとした印象になる縦張りで行くことに決定しました。
デザインが決まったのでお次は野地板の加工です。
105mmの野地板を90mmまでカンナ掛けして必要な長さにカットする
今回製作する、シーティングアーバwith多肉棚の壁部分は正面のパーゴラ部分が縦張りで倉庫横を横張りにします。
正面部分に使用する野地板はまだ乾燥していないので、後に置いておいて、先に倉庫横河の横張部分から始めます。
本来フェンスなどで横張りする場合は、上から下に貼っていくのですが今回は、今回は下から横張りしていきます。
しかも、貼り始めから何枚張ればここまで来るなんて計算もしていないんですよね、貼り始める位置、高さや板張り間隔もを決めて無い
全て現場合わせで、気の向くままにやっちゃいます!
通常なら色々な事との兼ね合いも考え基礎から何センチで何枚張れば1番上は何センチになるって感じで決めるのでしょうが、倉庫下に資材を入れれる高さと見た目のバランスのみで張りながら決めちゃいます。
更に張る間隔も決めていないので、実際高さがどの位になるかも不明、一応間隔は10mmで計算して17枚って枚数を予定していますが、スタート位置と間隔次第で余っちゃったり足りなかったりするかも⁉︎
きちんと設計図書いて計画すれば、資材も時間も無駄にする事はありませんが、面白くないので、我が家でDIYする時は現場合わせのその時次第
流石にイメージは描きましたが、どうなるかは最終完成するまでわからない、失敗も沢山ありますが、DIYは完成までが楽しいんですよね、でもなんだかんだ言って大体最初のイメージ通りになっちゃうから不思議
とりあえず、張り始める位置は物置下に資材を出し入れ出来る高さで、大体この辺からってアバウトに決めちゃいました
野地板のカット寸法を決める為、柱端部に合わせた寸法にするのか?オフセットさせた寸法にするのか?変な所でこだわっちゃいました
結果はオフセットさせる事に!
変な所こだわるからな~
ちゃんと意味があるのだよ
こんな感じで張りたい理由は完成してからのお楽しみって事で
板張りする予定枚数は17枚、それぞれ必要な長さにカットしてカンナな掛けして90mmにします。
電動カンナ掛け
我が家のRYOBI製の電動カンナは刃が82mmですから、12mmの野地板なら1度に削れるのは6枚迄です。
結構反ってる板もあったので、反りをクランプで修正して片面カンナ掛けして、高さを揃えた後に、ひっくり返して逆側を90mmになる迄ひたすらカンナ掛けします。
今回は集塵機を接続しての作業です。
集塵機と言っても乾湿両用の掃除機なのですが、電動カンナ・集塵機ともに廉価版なら10,000円前後なので、1台持っていれば何かと重宝しますよ。
我が家では、特に集塵機は大活躍してくれますよ、木工DIYでの木屑、コンクリートDIYでの砂やセメントの掃除、ガーデニングでこぼした土・砂など!
リョービ(RYOBI)の 集じん機 はこぼれた水も吸引できる乾湿両用ですから、濡れた落ち葉なんかもガンガン掃除しています、庭の掃除に使ってるのが大半なのですが、めっちゃ重宝しています。
一家に一台おすすめです。
集塵機&庭用の掃除機として、ほんとにおすすめ!
まぁ本題なんですが・・・私が使っている電動カンナは切削深さの目盛りは0.1mm刻みで最大1mmまであるんだけれど、今回初めて切削深さ1mmを使いました。
単純計算で切削深さが最大で1mmなので、15回カンナ掛けが必要ですが、仕上げでは無いのでザクっとラフな感じでおおよそ90mmって感じでカンナ掛けしました。
写真は今回のでは無いのですが、目盛り位置は0.1mmになっていますね、黒いダイヤルを回して切削深さを調整します。
焼き杉加工
お次はトーチバーナーで炙って焼き杉にします。
カセットコンロ用のボンベを拝借してバーナーにセットして、ガンガン炙っていきます。
焼き杉目的なら最初に余った木材で試してからの方が良いと思いますよ、木目を綺麗に出したいなら炭になって無い?って位炙った方が良いので、最初はビビって焼き不足になりがちです。
焼き加減での違いの写真を参考迄!
表面が完全に炭化するまでしっかり炙った杉板です、めっちゃ燃えっちゃってるやん!っておもいますが・・・
表面をさらっと色付く程度に炙った杉板です、ほんと軽く炙っただけです
焼いた後炭化した表面を落とせば、綺麗な焼き杉板の出来上がりです。
燃えっちゃってるように見えましたが・・・
しっかり炙った杉板を磨くと
さらっと炙った杉板は
余り材で雑にテストしただけですが、一目瞭然ですね!軽く炙った杉板の木目は粗が目立ちますね
今回は焼き杉目的と言うより、塗装しやすくするのが目的なので、しっかりとさらっとの間で軽く炙って表面のササクレを焼いていきます。
炙り終えたら、炭化した部分をワイヤーブラシで擦って落とせばそのまま塗装出来ますが、当日塗装しないのであれば、台所用のステンレスタワシで水を掛けながらゴシゴシ洗って炭を落とせば周りや衣服も汚れませんし、完全に火種も消せて安心です。
今回は、子供とのDIYなので出来るだけ汚さない方向で、水を掛けながら洗いました
水を掛けながらタワシで擦っていきます
水で流しながらたわしでゴシゴシと擦れば面白いように綺麗になっていきます。
焼き杉にする前と後です。
同じ木材とは思えない変わり様ですね、しかも焼杉にする前の野地板は黒くカビってます・・・
木材塗装
炙った野地板を洗っ後に乾いたら塗装なんですが、塗料は焼き杉フェンスと同じく、キシラデコールのワイスを使用します。
前回フェンスは、重ね塗り3回でかなり白が濃くなりました。
今回は、重ね塗りを1〜2回とした場合の色の違いと再利用(再塗装)する8枚と新しく追加した9枚で、同じ様な色合いになるかが心配です。
1度目の塗装後の写真がこちら
新しい木材と再利用(再塗装)した木材の色の差が一目瞭然
2回目の塗装
2度塗りでかなり差は縮まりましたが、やはり同じにはなりませんね、再利用の木材の1度塗りと新しい木材の2度塗りでもやはり違います
結構フェンスと同じ横張りなので統一感を出す為に3度塗りしちゃいました。
因みに重ね塗り回数での色の違いはこんな感じです
写真上が1度塗り・下が2度塗りです
やはり新しい木材は塗料の吸い込みが多く、1度塗りではほとんど色が付いていないですね
2度塗りなら木目も残って良い感じ
3回塗るとかなり白くなるので再塗装と新規塗装の差がなくなってますね
写真上から1枚目の板と2枚目の板が再塗装3枚目と4枚目の板が新規塗装です
キシラデコールは標準塗り回数は2回、塗り重ねの乾燥時間は2~6時間となっているのですが、ワイスのように淡い色は重ね塗り2回では、下地が透けて見える場合があります。
乾燥時間も標準の2~6時間と24時間以上では次に重ねて塗った場合の発色に差が出ました。短い時間だと表面は乾燥していても浸透した内部まで乾燥していないので完全に乾燥させた場合とでは、重ね塗りの塗料の染み込み具合が違います。
環境にもよりますが、同じ2回塗りでも翌日塗装した板と翌週塗装した板とで差があったので注意が必要です。
当然同じ回数でも塗料の塗りすぎの場合も差が出ます。
まあ重ね塗り3回すれば、どう転んでも差はでませんが
板張り
塗装が乾いたら、板張り開始です。一定間隔で板張りする時はスペーサーが必需品です。
スペーサーは木片で作る場合が多いのですが、小さすぎると、ビスの留め方によっては張った板に挟まって抜くのに苦労します。
出来ればプラスチックやアルミなど硬くて表面がツルツルの素材がおすすめです。因みにこんなスペーサーも売っていますよ。
0.5 / 1 / 2 / 3 / 4mm 迄サイズがあるので、組み合わせれば大抵はカバー出来ます。
今回は試しに0.5mmと3mmを購入してみました。
横板張り
今回張っていく横板の間隔なのですが・・・
フェンスと同じ10mmだとハンギングしにくいかも?と考えて、ちょうど物置に転がっていた、16mm厚の木材をスペーサーにしました。
結局買ったスペーサーは使わんのかい
長さも幅もちょうど良い感じなので1本で済むから・・・
1枚目を張ったら、スペーサーを挟みながらビス留めしていくだけなんですが、今回は上に向かって張っていくので楽チンです。
ウッドデッキでもフェンスでも間隔をあけて何枚も板張りする時は、4.5枚張る毎に1枚目からの距離(寸法)を確認しながら進めます。両端と真ん中で同じ寸法で平行になっているかを確認するのと、張り終わりの位置が決まっている場合は、規定の枚数時点での計算上の寸法に合っているかを確認します。
確認しないで、バンバン張っていくと、個々の間隔や板幅の誤差が積み重なって、最終的に大きくズレてしまったり、最後の1枚が入らないなんて事も!
大きくズレていない段階で誤差を板張りの間隔で修正しながら張って行きます。
最初にイメージしていた板張り間隔を大幅に広く取って張りましたが、ちょうど17枚張っていい感じの高さになりました。
まぁ計算すれば分かりますけど、特に高さを決める必要が無い時は、実際張ってみての感じで判断するのが1番です。
作業中の写真が無いのでいきなり完成です(笑)
板張りは柱の手前側から張った方が、見映えも良く張りやすかったのですが、柱間に多肉棚を付ける為、敢えて作業のやり難い物置側の外側から張りました。
張る横板をカットする時に、手前の柱の張り始めをオフセットさせたのは、タイルテラスから横板の端を見えなくする為です。
裏から見るとこうなってます
物置側から見てもオフセットさせた事で、ちょっとスマートな感じになったと自画自賛!こちら側からは普段目にする事はありませんが・・・
縦板張り
横板張りの後は、縦板張りです。
実はこの時点で野地板を購入してから2週間が経過しております。
物置横を横張り作業をしていた間、半生状態の野地板を干していたのですが。やはり2週間程度では、完全には乾燥していません。
購入時からすれば、重さは半分程度になったのですが、まだ1番軽い板と重い板ではかなりの差があります、しかしここまで乾けば良いと判断して、作業を進めます。
横張りは、板張りの範囲を決めていなかったので、板張り間隔は現場合わせでも良かったのですが、縦張りは柱と柱の間に張っていくので張り始める位置と張り終わる位置が固定されています。
張る板の幅と間隔で枚数が異なります、逆に板の幅と枚数が決まれば自ずと間隔も決まります。
柱と柱の距離は865mm、野地板の幅が105mmですから計算すると8.238枚なので、野地板は8枚張りで計算して購入済みです。
105mmそのままで8枚張って840mm、残りの25mmを板の間隔に割り振るとすれば板の間隔は2.7mmとなります。
ちょっと間隔が狭すぎるので野地板を90mmとすれば、間隔は16.1mmで広すぎます。
目隠しも兼ねたいので出来れば間隔は10mm以内がいいな!
後々の事を考えたら板幅はよくある105 mmに近い寸法が良いかも
色々と考えて、板幅は100mmで!板張り間隔は計算上での7.2mmで決定!
5mmのカンナ掛けなら速攻で終わります、板幅を100mm迄カンナ掛けして、長さもカットして焼き杉にしました。
横板と同じキシラデコールワイスで塗装すれば、次は板張り作業です
縦張りは以前に購入したスペーサーを切って使用します。
スペーサーはL字に切ってこんな感じで引っ掛けられるようにすれば、作業がしやすくなりますよ。
こんな感じに挟みながら張っていきます、写真は3mmのスペーサー2枚、これに0.5mmのスペーサーを2枚重ねれば7mmになります。途中の誤差は0.5mmのスペーサーを増やしたり減らしたりしながら調整していきます。
多肉棚制作
縦張りの板を張り終えたら、次は棚を付けていくのですが、少し心配なことが・・・
でも鉢を置いた場所乾かないけど大丈夫なの?棚板腐らないの?
多肉は鉢植えの草花のように毎日の水やりは必要ありませんが、水が必要ないわけではありません、多肉の鉢裏が常に乾いているって事はないので確かに腐食は心配
腐食に強いウリンやイペなどのハードウッドにしようかとも思ったのですが、一度使ってみたかった事もあり、人工木材を使いました。
ホームセンターで購入した135×1820×20mmで¥1,000-の激安の人工木材ですが、耐久性は如何程の物か楽しみですね
シーティングアーバーWith 多肉棚完成
2段分の棚を付ければ、ベンチ部分は固定では無く置いただけのなんちゃってシーティングアーバーの完成です
縦張りの板はキシラデコールワイスの2回塗りでちょっと木目を活かして雰囲気を変えてみました。
焼杉にキシラデコールワイス3回塗りした横張りと2回塗りした縦張りです。結構色味が違いますね。
完成後ボスに披露した所
棚から鉢が落ちそうなのでダメ!
ってダメ出しを頂きまして
フェンス代わりになる物を考えました!
それがコチラです
ハードウッドを小間切れにして棚板の裏からビス留め、柱に穴を開けて麻紐を通してフェンス代わりにしましたよ
試しに鉢を並べてみると・・・
いいんじゃない
まだ倉庫横の横張り部分の棚がまだなんですが、メッシュ張って蔓物を誘引するって案も出てきて保留です
基礎の着工が昨年夏でしたから、1年掛りでのDIYとなりましたがやっと完成しました。
以前のように沢山の多肉がある訳ではありませんが、これで我が家のボスも趣味を再開できると思います。
DIYで庭に何かを作ったら、狭くなりそうですが今回は逆に広く感じるようになりました。
シーティングアーバーのDIYお勧めです
Goodよ
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