こんにちはkeiです。
本日は、久しぶりに家庭菜園の準備をおこないました
以前、我が家にはお庭を掘って木枠で囲ったレイズドベットが4ヵ所ありました
固い土を50cmくらい掘って結構な時間かかりました
トウモロコシ、ダイコン、ゴボウなんかも植えてましたね
土の入れ替えが大変でしたが、懐かしい
しかし今は!
我が家ではすっかりプランターに変わってしまいました
これが、我が家の家庭菜園
昨年は青じそしか植えてない
毎度のことながら収穫後に放置され、雑草ボーボーです
まずは、土づくりからですね
古い根や雑草を抜き完熟堆肥を混ぜた後、プランターのpHを土壌酸度計で測定してみました。
ほったらかしなので、雨に打たれて酸性になってると思いきや
以外にもpH6.7
酸度調整いらんやん
例えば、ジャガイモはpH5.0~6.0の土、逆にホウレンソウは、酸性に弱くpHは6.0~7.0の土を好みます。
土壌酸度計があれば育てる野菜や花に適した土壌pHになっているかを簡単に測定できるのでおすすめです。
測定方法は挿すだけ
土壌の水分、酸度を計測
電源・電池不要
「NHK趣味の園芸」他TVや雑誌でも紹介されています
測定して酸性に傾いていた場合は石灰、アルカリ性ならビートモスを使用して土壌pHを調整するのが一般的です。
ホームセンターでは「消石灰・苦土石灰・有機石灰」3種類の石灰とビートモスなら簡単に手に入ります。
それぞれに特徴があるので覚えておきましょう
消石灰
消石灰は使う量が少しで済み、ウイルスや細菌など幅広い病原体に対して消毒効果がありますが、強アルカリ性なのでセメントを扱うのと同じく手袋やゴーグルなどの防護が必要です。
また消石灰は水と反応して熱を持つため苗を定植する2週間前、肥料分は同時に入れるとアンモニアガスが発生する為、消石灰の1週間後に入れます。
アルカリ分は約60~75%
子供と家庭菜園には向かないかも?
苦土石灰
苦土石灰は、消石灰+マグネシウムを含む石灰で消石灰に比べるとアルカリ度は低め
極度に酸性度が高い土の中和には向いていませんが、マグネシウムを含んでいるため、土の中和と栄養補給を同時に行うことができます。
消石灰ほどではありませんが、肥料分は同時に入れるとアンモニアガスが発生する為、1週間程あけて入れます。
アルカリ分は約50~55%
家庭菜園におすすめ
有機石灰
有機石灰は牡蠣やホタテの貝殻、卵の殻、貝化石等の石灰で、アルカリ度が非常に低いため極端に酸性度の強い土には向きませんが、土が酸性に傾いている時だけ少しずつ溶け、中性の場合にはほとんど溶けない為、過度にアルカリ性に傾く事はありません。
化学反応を起こす心配もないので、肥料と同時に使用でき、すぐに苗を植え付けたり、種を撒いたりできるのが特徴です。
また、有機石灰は有機肥料でもあるため、土の中和だけではなく土に栄養を補給したいときにも適しています。
アルカリ分は 約35~50%
まき過ぎで失敗しにくいため初心者におすすめ
ビートモス
ビートモスは石灰と違いアルカリ性に傾いた土壌に使用します
ミズゴケ類や植物が腐植化したもので、pH3~4と酸性の為、酸性を好む作物や、アルカリ性の土壌を中和する際に便利です。
ピートモスは水や肥料分を良く吸収するという性質があり、保水性や保肥性の向上を目的とした調整済みのものはpH6前後と中性なので購入の際は注意が必要です
無調整のビートモスは土壌に対して、20~30%ほど混ぜるとpHを0.2~1.0ほど酸性に傾ける効果があるといわれています。
ブルーベリーやジャガイモには必要かもね
鉢・プランター(1L当たり) | 花壇・菜園(㎥当たり) | |
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消石灰 | 2~4g | 60~120g |
苦土石灰 | 3~5g | 100~200g |
有機石灰 | 5~6g | 200~400g |
と言うわけで測定した結果!
土壌pH6.7の我が家の家庭菜園には、有機石灰を散布することにしました。
我が家が使っている有機石灰の散布量は1坪で200~400g
1㎡あたり60~120gです
片手で一握り(70g)の有機石灰を散布すると、こんな感じですね
全てのプランターに有機石灰を混ぜ散水
菜園もそうですが庭自体がすっかり綺麗になりました
しゃがんでの草むしりは腰に来る
雑草やゴミがごみ袋2袋も
なに植えよ?