こんにちはkeiです。
前回のブログに書いたのですが、ウォーターサーバーは便利なんだけど、購入する天然水はどれくらい美味しいのか?
そんな疑問からウォーターサーバーの「天然水」「水道水」「整水器」の水で利き水をしてみる事にしたのですが
アルカリ整水器のカートリッジ交換時期が迫ってきていたので、整水器の能力をフルに発揮出来るようにカートリッジ交換を前倒しして同時にメンテナンスも行いました。
ビルトインアルカリ整水器のカートリッジ交換
我が家で使っている整水器はこちら
National (Panasonic)ビルトインアルカリ整水器 フォンテ 4 C92SKS1A
カートリッジ内蔵の整水器本体がシンク下に設置してありシンク横に操作パネルの付いた整水器用水栓が設置されているタイプです。
カートリッジの交換は12,000L/1年、メンテナンスは本体と通水路を専用のカートリッジを使い洗浄します。
実は本体は、カートリッジを交換していけば、ずーっと使えると思っていたのですが、電解槽寿命 850 時間となっています。
1 日平均 30 L使用(流量 3.2 L/分で通水)した場合、約 10 年相当で電解槽の寿命となり使用できなくなります。
我が家では、日に数L程度の使用ですが、既に10年を超えています。
こわいわー
日に30Lでの計算だから、大丈夫でしょ
あと数年は大丈夫だと信じてメンテナンスします。
実際カートリッジ交換とメンテナンスをやってみました
先ずは、カートリッジ交換とメンテナンスする前に、我が家のアルカリ整水器は、使用10年を超えてますが、ちゃんとアルカリイオン水になってる?って思いpH(水素イオン濃度)を測定してみました。
基本pHは、定期的に測定して下さいとなっていて、付属品(消耗品)としてpH 試験液が付いています。
pH(水素イオン濃度)を測定してみた。
付属品のpH 試験液は10年以上前の物、使用期限があるのかどうかも分かりませんが、もともと消耗品となっているので、新しい試験液を購入しました。
箱の中には試験液、試験カップ、測定表の3点が入っています。
コチラの試験カップに試験液を2滴落として、調べたい水を試験カップのライン まで入れて、pH 測定表と比較します。
整水器のpH基準値の目安はこうなっています
先ずカートリッジ交換とメンテナンス前のpH(水素イオン濃度)です。
写真左から、「アルカリ弱」→「アルカリ中」→「アルカリ強」の順です
基準からするとちょっと低いのかな?
比較する為に水道水を測定しました。
おー全然色が違う!水道水は中性やわ
ちゃんとアルカリになってると安心した所で、今回の目的カートリッジ交換とメンテナンスに取り掛かります。
でも、pH試験って理科の実験しているみたいで楽しいですね、色んな所の水を測定してみたくなります。今度は子供と一緒にやってみようっと
気になる方はこちら、Panasonic pH試験液 品番:TK-HS9103
メンテナンス
メンテナンスですが、通水路洗浄は通水路を衛生的に保つため、年1回の推奨
本体洗浄は水道水の硬度が高い地域なら、こちらも年1回の推奨となっているのですが
うちの水道水の硬度って高いの?
洗浄する順番ってあるの?
それから、必要以上に洗浄して、電解槽の寿命縮めたりしない?って素朴な疑問が出て
ちょっと気になりパナソニックのカスタマーセンターに問い合わせしてみたのですが
答えは・・・
わかりやすく言っちゃうと、美味しくないって感じた時や吐出する水量が少なくなって来た時が洗浄時期なんだそうです。
ただ、何年も洗浄していないのは、余計に本体を傷めるので、流石に洗浄してやって下さいと言われました。
洗浄する順番は特にないので、お好みで良いとの事!
そりゃそうですよね!あれば記載されてます
でも敢えて順番を言うなら、おすすめは本体洗浄からで、理由は通水路洗浄は時間が掛かるからだそうです。
本体洗浄は1時間、通水路洗浄は6時間掛かります、先に本体洗浄して終わってから通水路洗浄を夜間就寝中にやれば、翌朝には終わっているのでおすすめだそうです。
と言う訳で本体洗浄をやっていきます。
本体洗浄
本体洗浄は専用のカートリッジを取り付けて行います
本体洗浄に使うのは、こちら! 品番:91SK4P
箱には、本体洗浄カートリッジ、取扱説明書、注意書の3点が入っています。
先ずは、整水器用水栓の操作パネルで洗浄モードに切り替えてから、シンク下に設置されている、本体から交換カートリッジを取り外すのですが、シンク下の引き出しを外さないといけないんですよね!これがまた結構な大きさがあって重たいんですよね
ココが一番大変な所です、なんとか取り外してシンク下をのぞき込めば、ありました整水器本体です。
カバーを開けると。カートリッジが見えます
浄水カートリッジを取り外して、本体洗浄用カートリッジに付け替えます、
洗浄カートリッジには上下があるので注意して取り付けます。
後は、取扱説明書にそって進めていきます、と言っても所要時間は3分程度で簡単です。
ここから約1時間放置するので、その間に間違って使わないよう注意書を貼っておきます。
1時間後に本体洗浄用カートリッジを取り外し洗浄用モードを解除から、浄水カートリッジで5分間水を流せば本体洗浄は完了です。
通水路洗浄
通水路洗浄はダミーカートリッジに交換して行います
使うのは、こちら! 品番:92SK7P
箱には、通水路洗浄用ダミーカートリッジ、通路洗浄剤、取扱説明書、貼り紙の4点が入っています。
本体洗浄は、ダミーカートリッジを取り付けて、本体上部に付いている、カルシウム添加筒を通路洗浄剤に交換して実施します。
青い筒の中に洗浄剤が入っていますね、こちらをセットして通水してコップに入れた取り外したカルシウム添加筒を出て来た水で浸け置きします。
そのまま6時間〜10時間放置します。
翌朝、約3分間通水した後、通路洗浄剤を取り出しカルシウム添加筒を取り付けて新しい浄水カートリッジに交換
更に約5分間通水すれば、通水路洗浄は完了です。
因みに交換用カートリッジの箱には、交換用カートリッジとハガキ1枚しか入っていません。品番:92SK6P
カートリッジ交換の説明は箱に書いてあるのみです。
洗浄時に必ず守らなければならない注意点
取扱説明書に本体洗浄カートリッジと通水路洗浄カートリッジは同時に使用しないよう注意書きがあります。
有害な塩素ガスが発生する恐れがある為ですが、取扱説明書通りに作業をすれば、連続しての作業は問題無いとの事です。
例えば、2台同時に洗浄する場合や、排水口や食器などの他の洗浄作業と通水路洗浄が被らないように注意が必要です。
カートリッジ交換後にph試験
カートリッジ交換後1週間は、実際のpHより高くなる事があるとの事なのですが、どの程度変化したのか?調べてみました。
写真左から、「アルカリ弱」→「アルカリ中」→「アルカリ強」の順です
カートリッジ交換後直ぐ(20L程度使用)での測定ですが、結構変化してますね
いいんじゃない!
写真上段が交換前、下段が交換後てす。
念のために替えてみて正解
pH を測定し「pH の目安」の範囲内に入らない場合は、カルシウム添加筒にグリセロリン酸カルシウム製剤(カルシウム)を入れます。
グリセロリン酸カルシウム製剤(1 袋6g) 1回補充で7日間(1日30L)
週一での補充はちょっと面倒ですね
アルカリ整水器のメンテナンスを通して感想
やはりどんなものでも、メンテナンスしたら気分が良いですね。
でも率直な感想は、案外費用が掛かるって事です、メンテナンス費用は実売価格で年間約15,000円!
月額に換算すれば、1,250円です。
これに、本体の購入費用も加算されますから、10年で考えると月額換算2,000円ちょい!
更にウォーターサーバーを使うならレンタル費用もしくは、購入費用が加算されますね
美味しい水を飲むのは、案外贅沢な事なのかも?