こんにちはkeiです
子供部屋の照明についてきちんと考えた事はありますか?
勉強する時はデスクライトがあるから、部屋はとりあえず明るければ良いんじゃない、なんて思っていませんか?まだ子供が生まれる前だった当時の私はそう思ってました。
実際リビングやダイニング・キッチンなどは、ダウンライトやブラケットで間接照明にしてみたり、おしゃれな器具で生活リズムに合わせた照明にしていると思いますが、子供部屋はそこまで考えていないのではないでしょうか?
今回、子供部屋の照明を考えてみた時、実は照明を選ぶのって思いのほか重要な事なんだってことに気付きました。
子供部屋の照明に必要な事「ポイントは?」
照明の明るさ
小学校低学年の頃は子供部屋で、机に座って勉強や本を読むとは限りません、ベットの上や部屋の真ん中、時には壁際など・・・何処でも気にせずに、本を読んだり遊んだりします。
やはりメインの照明は部屋全体を均一に照らすことができる器具、部屋の何処で遊んでいても、しっかりあかりが届くことを重視して選ぶ事が大切です。
また、机に座ってデスクライトで勉強する時は、部屋全体の明るさを控えめにした方が集中できますし、就寝前はやわらかい光で落ち着いた雰囲気にしたいので、時間帯やシーンに合わせて明るさが調整できれば良いですね。
照明の色
あかりの色は「電球色」「温白色」「白色」「昼白色」「昼光色」の5種類があり、
電球色はオレンジ色でや暖色系、昼光色は青白い寒色系の色になります
一般的にLEDで販売されている色は「電球色」「昼白色」「昼光色」の3色ですが、最近Panasonicから「温白色」がラインナップされました!
色のイメージと説明は以下の通りです。
例えば
- リラックスしたい時には温かみのある電球色
- 遊ぶときは太陽光に一番近い自然な色の光の昼白色
- 集中して勉強する時は、青白い光で覚醒作用がある昼光色
と明るさだけではなく色も、時間帯やシーンに合わせて変化できれば良いですね。
因みに、RGBのカラー調色でフルカラーの演出が出来る、マルチカラーLEDシーリングなんて機種もあります。
演色性(Ra)
実際の物の見え方ですね、自然光をRa100として、数値が高い程より自然光に近くなります。演色性が高いと、色の見え方がよく鮮明に見えます。
鮮やかな色彩の絵本や玩具などは、本来の色を感じて欲しいですし、せっかくおしゃれしたのに、外に出たらちょっとイメージと違うなんてのもイヤですよね。
単純にRaの数値だけって訳じゃなくその辺りも考慮されてると良いですね。
安全性
子供部屋の照明は可愛いデザインを選びたくなります、でもデザイン重視で破損しやすい素材であったり、物が引っかかってしまう様な形状では危険です。
子供は部屋でボール遊びもしますし、どんな玩具で遊ぶか分かりません、電球がむき出しではなくカバーがあるもの、万が一壊れても怪我をしない素材のものであれば安心できますね。
スタンドタイプは子供がまだ小さいうちは、おすすめしません!我が家ではリビングのスタンドライトは数えきれない位、倒されてます。
また災害が起こった際にも、子供部屋には倒れるような物は出来るだけ置きたくありません。
では!どんなタイプの照明がよいのか?
子供部屋の照明器具に求めることは?まとめると
- 部屋全体を照らす事が出来る広配光タイプで固定されている
- 照明の「調色・調光」が出来る
- 文字が読みやすく、自然光に近いあかり
- ぶつかっても怪我をしない素材で電灯部がカバー付き
メインの照明単体で条件に当てはまる製品は、カバー付きのシーリングライトしかないのではないでしょうか。要は天井面に直接取り付けるタイプの照明です。
では子供部屋にお勧めのシーリングライトはどんな製品があるのか、おすすめをpickupしました。
子供部屋にお勧めLEDシーリングライト4選[8畳用]
子供部屋が喜びそうな遊び心あふれたデザインのライトがたくさんありますが、今回は敢えて、価格=実用性 > デザインで選びました。
お目覚めモードでさわやかな朝をサポートする、Panasonicのシーリングライト
Panasonic HH-CD0871A リネン柄モデル
(寝る前の読み聞かせにおすすめ)
朝日のように、ほんのり明るく電球色から徐々に明るくなって起床時にアラームと共にくっきりした昼光色で起こしてくれるLEDシーリングライト、子供部屋にピッタリな文字が見やすい「文字くっきり光」で小さな文字もくっきり勉強や読書におすすめです。
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もちろん専用リモコンで「調色・調光」も出来るので時間帯やシーンに合わせたあかりにする事も
このリネンモデルの「くつろぎモード」は絵本の文字が見やすい適度なやさしい電球色。
やさしいあかりは、子供の気分を落ち着かせ寝かしつけやすい環境に整えてくれます。おやすみ前の絵本の読み聞かせにも最適ですね。
お目覚めモードとは?
設定した時刻が近づくと徐々に明るくなる光とアラームの音で起床時刻をお知らせ。
朝日が昇るように快適なお目覚め環境をサポートします。
おやすみタイマーは、セットした時刻の30秒前に明るさ5%になってその後消灯となります、これは子供に寝る時間だと自覚させるには良いのですが、徐々に減光する機能があっても良いと思いますね。
品番 | HH-CD0871A |
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畳数 | ~8畳 |
器具光束 | 4000lm |
消費電力 | 33.5W |
光源 | LED 2700K~6500K |
演色性(Ra) | Ra83 |
固有エネルギー消費効率 | 119.4lm/W |
質量 | 2.6kg |
小学校高学年-中学生のお子様なら大きくなってからも長く使えるスッキリしたデザインで高機能モデル間接光搭載モデル
パナソニック LEDシーリングライト ~8畳 HH-CD0870A がお勧めです。
夕暮れの空をイメージした間接光 ( 2000k )で、ゆったりした空間を演出するおやすみ前の「くつろぎモード」で、枕元の手元や自分の周囲がほどよく明るくなってリラックスできます。
お目覚めはもちろん、おやすみアシストで快適な睡眠、TOSHIBAのシーリングライト
TOSHIBA LEDH81804-LC キラ キラ
こちらのリンクでキラキラ具合の動画が確認できます
こちらの TOSHIBA LEDH81804‐LC はLEDシーリングライトの特長である調色の幅が広く、ろうそくの灯りのような落ち着きがある赤みがかった色から青白くクールな昼光色まで色温度の幅(2000K~6500K)があります。
ここで紹介している中では一番低い色温度ですね、通常は電球色は2700Kくらいです。
「おめざめのあかり」は設定時刻の30分前から昼光色でゆっくり点灯し15分後にシーンに設定した明るさ光色に変化していき設定時刻に全光になります。
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「おやすみアシスト」+「おやすみタイマー」は、寝る前のやさしい快適な光色から始まり、設定時刻の10分前から徐々にオレンジ色に変化しながら暗くなっていきます、5分前にはろうそくを灯したような光色になり、ろうそくが消えるようにゆっくり消灯していきます。
「すっきりとしたおめざめ」から「快適なおやすみ」まで心地よいあかりで快適サポート!もちろん勉強モードも搭載しています。
品番 | LEDH81804-LC |
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畳数 | ~8畳 |
器具光束 | 3650lm |
消費電力 | 42.9W |
光源 | LED 2000K~6500K |
演色性(Ra) | Ra85 |
固有エネルギー消費効率 | 85lm/W |
質量 | 2.6kg |
感震センサ × ホタルック機能で安心のグラン・クオリティ・HotaluXのシーリングライト(NEC)
GRAND QUALITY HLDCKB0899SG
この製品のおすすめポイントは、震度4以上の揺れを感知すると、アラーム付きでシーリングライトが自動で全灯(初期設定で30分間)してくれます。
停電になってしまった場合でも、ホタルックの淡いブルーグリーンの光で4〜5分間お部屋をほのかに照らしてくれます。
夜間の地震発生時は、灯りがあれば危険を察知する事が出来、突然の停電でも慌てず行動する事も出来ます。
災害時での暗闇は大変危険!あかりの確保は心理的にも安心出来ます。
ライトとしての機能も「調光10段階・調色21段階」の全210パターン
勉強には昼光色の「よみかき光」で文字もはっきり、光量が落ちやすい電球色でも明るさを確保と機能的には十分。
おやすみタイマーも消灯10分前から徐々に減光してくれるのは◎
ただ、お目覚めのあかり機能がないんですね、タイマーでオン/オフしか出来ません。
同社製品には、快適あかりモードとして、徐々に明るくなるおめざめのあかり機能があるだけに少し残念。
品番 | HLDCKB0899SG |
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畳数 | ~8畳 |
器具光束 | 4299lm |
消費電力 | 30.5W |
光源 | LED 2700K~6700K |
演色性(Ra) | Ra85 |
固有エネルギー消費効率 | 140.9lm/W |
質量 | 3.3kg |
地震対応ではありませんが、子供部屋用にホタルック機能がついた、ファンタジー溢れる可愛いデザインのLEDシーリングライト
調色/ 調光モデル(ホタルック機能付・かんたん留守タイマー付) HLDC08223SG もあります
ホタルック機能を搭載していますので、停電時でも安心ですね
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いいあかりで学ぼう、遊ぼう、楽しもう。太陽光に近い自然なあかりの日立のシーリングライト
日立 LEC-AH802PM
まなびのあかり搭載タイプ
こちらは、寝室的な役割の機能はそこそこに、あくまで子供部屋のあかりを考えた製品ですね。
まなびのあかりはモードに切り替えると、全灯時の明るさ4,299lmから1.2倍の5,159lmに演色性はRa85からRa92にアップします。
もちろん専用リモコンで「調色・調光」も出来るので時間帯やシーンに合わせたあかりにする事も出来ます
おやすみ30分機能は、ボタンを押して30分後に自動消灯、消灯3分前に電球色に切り替わり消灯を知らせしてくれます。
消灯した際直ぐに真っ暗にならないように、ちょっと点いてて機能として、消灯ボタンを押すと電球色の一番暗い状態で10秒間点灯してから消灯する機能があります
この機能は良いですね、私はちょくちょく消灯した直後に気になって再度点けることあります。
また、リモコンで消灯して部屋を出るときも、暗闇にならないから安心ですね。
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品番 | LEC-AH802PM |
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畳数 | ~8畳 |
器具光束 | 4,299 lm |
消費電力 | 30.2 w |
光源 | LED 2700 k~6500 k |
演色性(Ra) | Ra85 |
固有エネルギー消費効率 | 142.3 lm/w |
質量 | 2.1 kg |
【番外編】地震の揺れを検知して自動点灯するLEDハンディーライト
シーリングライトではありませんが、合わせて子供部屋に設置しておけば安心のライトのおすすめです。
ブラザーエンタープライズMAmoriaシリーズ
MAmoria
震度4相当の揺れ検知すると、約25分間点灯します、ホルダーから外せばそのままハンディーライトとして、使用できます。
人感センサーも付いているので、子供部屋のベット脇に設置しておけば、停電時でも安心ですね。
スマートフォン対応の MAmoria it
スマートフォンと連動して、ペアリングしたスマホで緊急速報メールを受信するとライトが30分間、ブザーが1分間鳴り知らせてくれます。
実際の揺れを検知した際にも自動でライトが30分間点灯します。
こちらも、ホルダーから外せばそのままハンディーライトとして、使用できます。
電池が少なくなるとスマートフォンに通知がくるので、うっかり電池切れなんてことになりません。
また普段使いとして、明日の天気もLEDライトの色で表示する事も出来ます。
これから家を建てるって方、プランニングする方へ!
プランニングの際に、提案されると思いますが
例えばPanasonicでは「すまいのあかり設計集 2018 基礎編」のP67~子供部屋のあかりの配灯についてのアドバイスが載っています。
さらに「すまいのあかり設計集 2018 事例・テーマ編」のP209~子育てに役立つ10のアイデア、子育て世代に提案したいあかりのコンセプトが載っています。
これから家を建てる、リフォームするなんて方は、設計段階で子供部屋の照明についてきちんと考えて下さいね。ダウンライトやブラケットなどで生活リズムに合わせたメリハリのある、あかりの配置にしておくと良いと思いますよ。
例えば、オーデリックの照明なんかは、スマートフォンでフルカラー調光・調色が出来ますし、スマートスピーカーで話しかけてコントロールする事も出来ます。
家を建てる時は、照明にこだわりがなければ、いろんなメーカーや器具見ませんし、子育て中でなければ、必要な事も気付きにくいです。
各部屋の天井の隅にでも普段は使用しなくても小型のダウンライトを設置しておけば、緊急時の夜間に全部屋点灯なんて事も出来ます。
一昔前のように大掛かりな配線や器材は必要ないので電源さえ有ればOKです。
LEDライトだけ交換すればスマホやスマートスピーカにつながる製品も安いですよ
ちょっと防犯や防災目的なら MAMO LIGHT
今から子供部屋を設計するなら、ダウンライトを多めに配置して天井スッキリにしてHue ホワイト グラデーション スターター セットにしますね。
球を交換すればスマートスピーカで、目覚めから・勉強・くつろぎ・おやすみまで声でコントロールもシーンプログラムも自由自在です。
今後は災害情報などの緊急速報で夜間自動で全灯なんて事ができるんじゃないでしょうか?
後々設置する事も出来ますが、デザイン、費用面、その他いろいろな面で制約されるので、今現在予算があって難しくても、空配管とか先で追加出来る設計をおすすめします。
うちは当時有線LANの空配管を家中張り巡らせましたが、そんなに費用は掛かりませんでしたよ。
必要ないのに設置したり、準備する必要はありませんが、子供部屋にする予定で当分空き部屋なんてパターンは注意です、とりあえず引っ掛けシーリングで!ってなりがちです、私たちを含め廻りはみんなそうでしたから。
子供部屋にする予定なら、予定ではなくきちんと子供部屋としてあかりもLDKと同じようにプランニングしましょう。
あかりとコンセントはいくつあっても邪魔にはなりません。
電源やコンセントはこんな所にいる?ってとこでも付けておきましょう!ライトや家電はワイヤレス化でも電源は必要です、コンセントにたこ足配線は危険ですよ
照明について考えてみる「まとめ」
今回は、子供部屋の照明を購入する為に、どういった製品がうちに合うのか考えてみました。
例えば、お部屋の照明が引っ掛けシーリングしかないのか、ダウンライトや間接照明が既に設置されているのか、メインの照明だけか、他の照明と併用するのかで選ぶ製品は変わってきます。
我が家の子供部屋には引掛けシーリングしかありません、学習机に固定したデスクライトがありますが、スタンドタイプの照明や間接照明に使うようなラインライトなども追加する予定はないので、メインの照明+デスクライトで考えています。
あとは、何を優先するのか?ですね。
勉強や遊び?寝つき?寝起き?防災?
うちの子は寝つきは良いけど目が固いので、徐々に暗くなっていけば、眠くなるかな?子供部屋は朝日が入るから、目覚めは大丈夫かな?もっと良くなるのかな?なんて実はまだいろいろ考えいる最中です。と言いますか調べながら書いてます( ̄▽ ̄;)アハハ…
なのでもうちょっと設計時にこうしておけばとの思いから、若干本題から脱線した部分もあります。
購入したら、またレビューしますね
早くとりあえず付けちゃったって照明をなんとかせねば・・・