こんにちはkeiです。
今年の春から開始した単管パイプDIY
何かと忙しくて放置状態となっちゃってますが、久しぶりに作業しました。
と言っても作業したのは、3カ月前ですけどね・・・
記事は10月上旬にDIYした記録になります。
単管パイプでガーデンラック改めガーデンラック付ストックヤードをDIY 【拡張編】
前回のブログでも書きましたが、当初の計画通りに組み上げて来た、単管パイプガーデンラック!
基礎や棚を作ったら屋根を低くしたガーデンラックには、ちょっと頑丈過ぎて勿体無いので、大きく計画を変更してストックヤードとしても使用出来るように、もっと拡張して大きくしちゃいます。
前回まではこちらから👇→
plantessucculentes.hatenablog.com
拡張する為の基礎を追加する
拡張する基礎は前回同様にコンクリート基礎にするのですが、前回と違うのは単管パイプを組んでからコンクリートを流し込みます。
少し賢くなりました
後から基礎とはいえ、先ず穴を掘らないと単管パイプが収まる場所が無いので穴をほります。
基礎設置場所に穴を掘る
住宅周辺での穴掘りですが、いきなりツルハシを使って掘るのは厳禁です。
庭の片隅ならともかく、軒下には必ず何らかのパイプが埋設されています。
出来れば、新築時の施工図を確認して、位置決めしましょう。
因みに今回基礎予定地には、水道管と排水管が埋設されていました。
施工図で確認して、上手く避けれる場所に穴を掘ってます
DIYで何らかのパイプを埋設した際は、施工図に、書き足すか写真を撮って記録しておけば後々役に立ちます。
しかし、DIYでトップクラスに大変なのが、この基礎DIY!
穴掘りからのコンクリート練りは大変です。
しかも掘り出した土も邪魔なんですよね、特に狭い場所では土嚢袋に入れて移動させる必要があります。
更に埋め戻しに使ったとしても、かなりの量が残土として残ります。
今回の基礎追加でもかなりの量の残土が残ったのですが、実は庭から掘り出した土やガーデニングで使った土は、廃棄物(ゴミ)ではないので、処理の方法に困ります。
残土処理を考えてから、穴掘らないと重い土嚢袋を下げてあちこち移動するはめになるので、最初に決めておきましょう。
我が家の地域では、市の特別収集で自宅に引き取りに来てもらえるサービスがあるので、今回利用させて頂きました。
見えている分だけで20袋はありますから40袋以上ありますね
残土ガラの処分を受け入れてくれる建材屋さんなら、持って行った帰りにコンクリートDIYに必要な資材も安く大量に積んで帰れるのでトラックあれば建材屋さんをおすすめします。
住宅側の基礎を先に作る
今回は単管パイプを組んでからコンクリートで固定する予定ですが、住宅側の柱は後々取り外せるようにアンカーボルトで固定します。
直接埋めちゃうと後戻り出来ませんからね念の為!
本来アンカーは先に埋め込んだ方が良いのですが、柱の正確な位置が決まっていないので、仮組み後にアンカーボルトを打ち込むことに!
とは言ってもコンクリート施工後直ぐには、アンカーを打ち込めないので、先に基礎コンクリートを作っちゃいます。
サクッとコンクリートを流し込んだら、コンクリートが固まってアンカーボルトを打てる強度になるまで、このまま放置します。
今回、コンクリート基礎は発泡面木を使ってみました
面取りする部材です、型枠に取り付けて使用するのですが、横着してコンクリートを流し込んだ後に上から押し込みました。
1週間後に型枠を取り外すと・・・
少し角が歪ですが、面取り出来てる
いいんじゃない
コンクリートの強度は一般的に、施工後1週間で45%、28日で80%と言われています。
コンクリート打設の翌日に打ち込み式のアンカーボルトを施工すると、コンクリートにクラックが入る恐れがあるので、急ぐならケミカルアンカーを使いましょう。
穴をあけたコンクリートにケミカルアンカー(写真左)をセットして、ボルト(写真右)をねじ込みます
ケミカルアンカーとは接着剤でボルトを固定するアンカーです
我が家は特に急ぐ必要も無い為、今回使ってませんけどね
拡張する単管パイプを仮組みしてみる
実は、どうせならと拡張する事にしたものの、現時点で既に当初の予算を軽くオーバーしちゃってます。
予算的に一気に完成させるのは無理なので、追加する柱の位置と全体の強度や他の構造物との兼ね合いを確かめながら、今回どこまでの拡張で留めるかも考えながら仮組みしてみました。
毎週ネット注文やホームセンターに行ってますから、塵も積もれば何とやら
caDIY3D-Xでシミレートして計画通りに進めれば何も問題はないんですけど、我が家では計画はあくまで計画
思い付きでガンガン計画を変更して足りなくなったら買い足す方式なので、時間もお金も無駄に掛かってます。
それでも、最初にシミレートをしてイメージだけは固めてます。(笑)
仮組みして追加がないか確認
兎に角!現時点で判明している不足分の単管パイプやジョイントを追加購入します。
またサイフが軽くなります(笑)
買ってきた単管パイプを必要な長さに切断していきます。
我が家の監督さんが久しぶりに手伝ってくれました。
単管カッターを使えば子供でも簡単に切断する事が出来ます
切断した単管パイプをジョイントを使って仮組みして、問題が無ければアンカーボルトを打ち込んで固定ベースをボルト留めします。
アンカーボルト施工
今回使用するアンカーボルトはこちら!
タップスター ステンレス製M10x60 写真右は付属していた専用工具
同じような製品でノープラグアンカーってのもありますが、ステンレス製もあるタップスターをチョイス
・インパクトドライバーで簡単・確実な施工
・コンクリートの端部が割れにくい
・施工後もアンカーの高さ調整や取外しが可能
打ち込み拡張型のアンカーボルトでは、鉄筋なしの小さな基礎では割れてしまう恐れもあったので、今回はタップスターをチョイス
施工方法は簡単
注意点は、打ち込み式のアンカーボルトより、あける穴が細いって所と、アンカーの締め付けにインパクトドリルドライバーを使用するって事です。
因みに振動ドリルは使用できません
もしかして!代用できるかもって思ってましたがダメでした
インパクトドライバーないで!
そうなんです!我が家は電動のインパクトドライバーを持っていないんです。
巷ではインパクトドライバーはDIYで必須なんて話もありますが、我が家はコンクリートやハードウッド・アルミ・ステンレス・鉄・・・etc
今まで数々DIYをしてきましたが、ドリルドライバー&振動ドリルだけで困った事も無く、今まで10数年インパクトドライバーは必要とした事がありませんでした・・・が
タップスター施工には必須でした。
なんだか今更買うのもしゃくですが、直ぐ作業したいので近くのホームセンターに直行です!インパクトドライバーは持ってれば何かと重宝するので、出来ればマキタのちょっと良いやつが欲しかったのですが・・・
買っても良いけど一番安いやつね
って事で
買ってきました
って事で!タップスターめっちゃ高くつきました
無くても困りませんが、色々DIYをしていれば結局いつかは必要になるので、インパクトドライバーは早い目に購入しておいた方が良いです。
では作業開始です。
通常M10の打ち込み式アンカーなら10.5mmのドリルビットを使いますが、タップスターM10は9.5mmのドリルビットを使用します。
これも買いました
どんどん財布が軽くなっていきます(笑)
アンカーボルトの下穴のあける
使用するアンカー規定のサイズの穴をあけます
ドリルビットに既定の深さになるようにマスキングテープを巻いて目安にします
ある程度掘るとコンクリートの粉でマスキングテープが見えなくなってきます
ここで調子に乗ってガンガン行くと掘りすぎてしまいますが、タップスターの場合は問題なし
それより深さが足りない方が問題なので確実にマスキング位置以上掘れているか確認しましょう。
掃除機で粉を吸ってみると・・・あともう少しですね
穴の中を掃除する
穴の中のコンクリートの粉を集じん機やブロワーなどを使用して掃除します。
とりあえず掃除機で吸ってます。
写真上のタップスターは振動ドリルを使って失敗(途中までで断念)した分です、回転が速すぎてコンクリートが欠けてしまいました。
このあとホームセンターにダッシュしてインパクトドライバー購入してきたんですね
アンカーボルトの固定方法
ボルトを下穴にセットして、専用の工具を使って購入したインパクトドライバーでねじ込んでいけば完了です。
4本セット完了、やっぱり道具やね
取り外しは、逆回転させるだけですが再使用は出来ません。
急遽購入したホームセンターのDIY仕様のインパクトドライバー
小型ですが最大トルク約120N・mとパワーもあって良い感じ、販売価格が1万円以下ですからDIYならこれで十分ですね。
おすすめです
実はインパクトドライバーが必要となった時点でタップスターを断念して、ボルトのネジ部が出ていないグリップアンカーも候補にあがったのですが、こちらは打ち込み式で穴の径も大きく更に穴の深さにシビアなアンカーですからね
グリップアンカーは本体をコンクリートに打ち込み、ボルトで締め付けるアンカー
ナット部分がコンクリートに埋まっているので、固定したい物の垂直方向にクリアランスが無い場合はグリップアンカーが有効ですけどね。
こちらは我が家でもよく使用する打ち込み式のアンカーボルト
様々なサイズの物がホームセンターで手軽に手に入ります、穴掘って入れて真ん中の突起をハンマーで叩き込むだけって超簡単です。
今回初めてタップスターを使用しましたが、簡単に施工できました。
脱着が出来るってのは良いですね!
タップスターおすすめです
拡張部分の骨組みを仕上げる
アンカー施工が完了すれば、固定ベースを使って柱を建てるのですが・・・
ちょっと問題がひとつ
過去の記事でも紹介しましたが、単管パイプは外径が同じ48.6mmでも、「肉厚2.4mm/内径43.8mmのSTK500」と「肉厚1.8㎜/内径45mmのSTK700」の2種類があり外径は同じでも内径が違います。
固定ベースは肉厚の厚いSTK500と兼用なので、肉厚の薄いSTK700だとかなり隙間があいてぐらぐらするんですよね
固定ベースに建てる柱のみSTK500にするか迷ったのですが、本日2回目のホームセンターは無いなって事で!
そのままSTK700を使います。
隙間は倉庫にあったアクリルのシートで埋めました
厚さが0.5mmのシートなのでくるんと一周巻けば+1mm
内径45mmの単管パイプSTK700+1mmのアクリルシート=44mm
固定はM12のボルト締め!
黄色いテープは単管ベースを再塗装する為にマスキングテープで養生してるところです。
ガーデンラックの柱としてコンクリート基礎に埋め込んだ柱3本の両端には方杖、真ん中は手前に垂直に柱を入れて屋根を支えるように
更に屋根に荷重が掛かると手前に入れた支えとなる柱が支点となりジョイントに引き抜き方向の力がかかる為、左右に補強を入れることに
脳内イメージをcaDIY3D-Xで作成した図はこう
元のガーデニングラックから更に柱を高くしたので、補強はこれだけで良いのか組んでみないと分かりませんが・・・奥行が1mも無いのに高さが3mですからね・・・
めっちゃ揺れそう
大丈夫かいな
拡張すると軒を支える柱間で7mになりますが、サッカーゴールの幅が7.32mで中間に柱無しでもいけてるので、大丈夫やろと謎理論で突き進みます。
棚を付けずに4本柱で屋根だけならシンプルで簡単、安上がり!強度的にも十分だったんですが、無駄な事ばっかりやってますね(笑)
そもそも始まりがガーデンラックでしたから、仕方がないのですが、ん〜これは、絶対ボスには内緒ですね
最終的な費用は怖くて言えない・・・
とりあえず屋根の梁までは問題無く1人でも組めたのですが
問題は軒側の5mの単管パイプです。
重くて長いこの単管パイプを高さ3mの屋根にどう組みつけるか?
クランプと違ってジョイントは仮止め出来ないんですよね、2人で作業すればなんて事ないのですが
忙しい
ハイ終了!
で、一人で頑張ってたら、やっぱりやっちゃいました。
慌てていたので、折れた時点での写真はありません、写真は術後です。
今年の春に植えたばかりのシャインマスカットの真上に単管パイプが落ちて、主枝が真っ二つ、完全に折れちゃいました
とりあえずくっつけてから誘引用のバンドでグルグル巻いて固定して、結局本日2度目のホームセンターへと猛ダッシュ!
DIYに関係ないけど、買いました
どのみち接木にもチャレンジしたいから、良いんですけどね
DIYは無理なく作業しましょう、1人で出来る事には限界があります、横着せずに誰か手伝ってもらえるまで待つか、1人で安全に出来る方法を考えよう
しかし始まりはこのような小さなガーデンラックのDIYでしたが
何だかんだで結構な大きさに・・・計画では、今頃は完成しているハズでしたが、まだまだかかりそうですね
とりあえず擁壁側の基礎コンクリートが固まるまでブルーシートで覆ってみたのですが、結構良い感じ
1mって狭くてどうにもならないと思っていましたが、高さがあるのでシートで覆っても圧迫感も無く結構広く感じます。
これは拡張して正解だったかも
のんびりやってないで、早く屋根を張らないと・・・・
この記事時点で3カ月放置してますからね~
次は雨仕舞いですが何時になる事やら